●自分で自分に負荷をかける
人間、自ら率先して自分に負荷をかけることができる人とできない人の2種類に分かれます。
生き甲斐のある人生を歩みたければ、自ら率先して自分に負荷をかけられる人にならなければなりません。
自ら率先して自分に負荷をかけるというのは、言い換えれば、自ら率先して困難なことに挑戦することです。
自ら率先して困難なことに挑戦して初めて人間は磨かれるのです。そして自分を磨いてこそ、新たな自分を創り上げることができ、生き甲斐を感じることができるのです。
そのような人は年をとっても老いることはありません。ますます魅力的になっていきます。
どうやって自分を磨くかは人それぞれです。
学問で自分を磨く人、スポーツで自分を磨く人、仕事を通して自分を磨く人、趣味を通して自分を磨く人、いろいろな方法があります。
重要なのは、何でもいいから、困難なことに挑戦するということです。
では、自ら率先して自分に負荷をかけられない人はどうなるでしょうか。
ちょうど自ら率先して自分に負荷をかけている人の逆の結果を得ることになります。すなわち、自分を日々劣化させることになります。
自分を劣化させ続けるとどうなるでしょうか。他者から負荷をかけられるようになるのです。
例えば、常に健康に留意し体を鍛えている人は、自ら率先して自分に負荷をかけている人です。そのような人は病気にかかりにくいといえるでしょう。
それに対し、健康に留意しない人、つまり、好きなものを好きなときに食べ、体を鍛えることもしない人はどうでしょうか。病気にかかりやすいはずです。自分で自分に負荷をかけなかったツケとして他者(自分以外のもの)に負荷をかけられることになるのです。
最初から最後まで楽な人生などありえません。
人生は、自分で自分に負荷をかけるか、他者から負荷をかけられるか。そのどちらかしかないのです。
あなたは自分で自分に負荷をかけるのと、他者から負荷をかけられるのとどちらがいいですか。
生きているかぎり負荷から免れることができないとすれば、他者から負荷をかけられるよりは、自ら率先して自分に負荷をかけたほうがいいとは思いませんか。
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