ロンドン大学遠隔教育の学生数

 ロンドン大学から出されている要綱によれば、ロンドン大学遠隔教育で学んでいる学生は190カ国以上に、5万人以上いるそうです。さすがは天下のロンドン大学ですね。

 では、遠隔教育の学生数が多い国はどこでしょうか。

 詳しい統計は掲載されていませんが、国別に7段階で分けられています。すなわち、1000人以上、500人から999人、100人から499人、50人から99人、10人から49人、1人から9人、そして0人の7段階です。

 1000人以上の国は6カ国。ロンドン大学があるイギリスはもちろんですが、米国、カナダもこのグループに入ります。その他はドイツ、パキスタン、ナイジェリアです。

 500人から999人の国は2カ国。ロシアとインドです。インドは公用語の一つが英語であり、人口が11億以上の国である割には少ない感じがしますね。

 100人から499人という国は10数カ国あります。日本もこのグループに入っています。その他、中国、オーストラリア、エジプト、ケニア、フランス、スペイン、南アフリカ共和国などが入っています。

 非常に多くの国が99人以下のいずれかのグループに属しています。190カ国以上の国に学生がいるわけですから、おそらく数名という国もいつくかあるでしょう。たった1人という国もいつくかあるかもしれませんね。

 さて、日本は100人から499人のグループに属すると言いましたが、そのすべてが日本人だというわけではなさそうです。これはあくまで「日本に在住する学生数」がそれだけいることでしょう。というのも私が日本で受験した経験から言えば、受験生の大半は西洋人だったからです。

 こうして考えてみると、190カ国以上に5万人以上の学生がいるといっても、英語を母国語とする学生の割合がけっこう高いのかもしれませんね。
 
 でも、だからといってひるむのはやめましょう。日本人であっても、がんばりさえすればロンドン大学の学位への道は開けてきます。むしろ、それを実際にやり遂げる日本人が少なければ少ないほど希少価値があるとも言えるわけですから、それをやりがいにしてがんばりましょう。

 

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