英語の検定試験

IELTS
 イギリスやオーストラリアに留学する際に、英語力を証明するものとして利用されることが多い。もちろん、学校によってはTOEFL iBTなど他の試験で代替ができるところもあるが、留学先をイギリスまたはオーストラリアとすでに決めている人で、かつ、複数の大学・大学院を受ける人であれば、IELTSを受験しておいたほうがいいだろう。
 この試験は、リスニング30分、リーディング60分、ライティング60分、スピーキング11〜13分と4つのパートから成る試験であるが、何の準備もせずに受けると、システムが分からないために面食らう可能性が高いので、せっかく受けるなら事前に問題集に目を通しておいたほうがいいだろう。

TOEFL iBT

オックスフォード英検(上級)
 オックスフォード英検(上級)は、4時間半の長時間の試験のわりには疲れを感じさせない、楽しい試験であった。
 この試験の魅力は解答に強く自分の意見が求められること。たとえば、「出張に出かけようとして家を出たところ、運悪く隣の家の窓ガラスを割ってしまった。あなたならどのような置き手紙をしていきますか、40ワード以内で書きなさい」といったもの。あるいは、いくつかのホテルの特徴がカラー写真付きで示してあり、「あなたならどのホテルを友人に勧めますか、その理由と一緒に書きなさい」といったもの。このように実生活に即した問題ばかりで試験を受けているという堅苦しさはない。
 次に、英英辞典が使えるところがいい。つまり、この試験は、知識の量が問われるのではなく、英語をどう使いこなせるかが問われるのだ。
 難しさは相当なものなので、英語に自信のある方、ぜひ一度チャレンジを!

●CASEC
 自宅のパソコンから受験できる英語検定にCASECがあります。この試験がいいのは、手軽さ。24時間いつでもオンラインで受けられるということに加えて、なんと試験時間はトータルで30〜40分です。しかも結果が試験終了後すぐに出るのも嬉しい。さらに、CASECの点数がTOEICやTOEFLに換算すれば何点になるか、英検では何級に相当するかも示されます。受験料が3500円というのも嬉しい。一度、受験してみると面白いと思う。

GTEC
 リスニング、リーでイングだけでなく、ライティング、スピーキングも含めた4技能を総合1000点満点で評価する新しいタイプのオンラインによる英語検定。試験時間は最長80分で終わるので受験しやすい。

GTEC受験記
 


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