●「歌検定4級」受験体験記(2010年6月5日)

 2010年6月5日(土)、歌検定4級を初受験した。
歌検定というのは、固定電話であれ携帯電話であれ、基本的に24時間いつでもどこでも受験できる検定である。歌検定というだけあって、採点の対象は実技のみ、つまり、歌のみである。固定電話または携帯電話をマイク代わりに歌って、それを審査員に採点してもらうわけである。
 4級から1級まであるのだが、今回は腕試しに4級を受験することにした。4級、3級は1曲、2級、1級は2曲歌うことになっている。4等級あるわけだから、少なくとも一番下の級は通るのではないかという甘い考えもあってのことである。
 選曲は迷うことなく、森田健作の「さらば涙と言おう」にした。大学時代からカラオケに行くと、郷ひろみ、西条秀樹、サザンオールスターズ、森進一、田原俊彦などを歌うことが多かったが、森田健作の「さらば涙と言おう」もときどき歌っていた。で、この年になって、やはりしっくりくるのが「さらば涙と言おう」だったので、迷いはなかった。
 カラオケなら歌詞は覚えなくてもいいのだが、この検定はカラオケではないので、歌詞を覚えなければならない。2番まで覚えてから早速、受験に臨むことにした。
 自宅の固定電話で受けようかと思っていたが、やはり歌を歌うとなると、隣近所に漏れ聞こえてしまう。別にそれが恥ずかしいわけではないが、迷惑になるのは控えなければならない。そういうわけで、私は隅田川まで足を運んで適当な場所を探してそこで歌うことにした。
 受験そのものは難しいわけではない。携帯電話に向かって歌えばいいだけである。最初、受験番号などを入力する必要があるが、必要事項を入力しおわったら、あとはシャープのボタンを押してスタートである。
 初受験ということもあり、やはり最初は緊張した。出だしでつまづいたが、その後は順調に歌えていたのだが、途中で2度音程が狂った。ああ、こんなことなら、もっと練習してから臨めば良かったと思ったが、これでどの程度の点数がでるかを知るにも、まあ、受けて良かったということにしておこう。
 結果がでたらまた公表しようと思う。落ちていれば曲を変えて受験するかもしれないし、もう一度「さらば涙と言おう」で行くかもしれない。できれば3級くらいまで挑戦してみたいと思う。
 なお、興味のある方は歌検定のHPを覗いてみてください。