「パソコン整備士試験3級」受験体験記(2010年5月23日)

 明治大学和泉校舎で「パソコン整備士試験」の3級を初受験した。

 パソコンはある程度使えるけれど、トラブルが生じたときどう対処したらいいのかわからないとか、トラブルを未然に防ぐにはどうしたらいいのかわからないという人も多いのではないだろうか。
 この試験はそういうときに対処するための知識・スキルを判定する試験といってもいいだろう。

 前々からこういう試験があってもいいのになぁと思っていたのだが、ついに「パソコン整備士試験」という名で登場した。この試験の存在を知った私が放っておくわけはなかった。

 まあ、といっても初めての受験であるし、難易度もわからないので、とりあえず3級だけを受けてみた。
 この試験は3級、2級、1級の3等級あるのだが、3級と2級は併願しようと思えば併願ができる。しかし、いきなり2級は自信もないし、様子をみるために3級だけにしておいた。

 試験場につくと、驚くことに、見渡すかぎり男性ばかりだった。正確なところはわからないが、98%くらいは男性だろう。年齢はみたところ30代から50代くらいが多かったようである。

 試験は午前10時30分スタートで12時10分まで。100分で80問の問題を解くことになる。ほとんどは4択だが、なかには「正しい」か「間違い」かを選ぶ2択もあり、すべてマークシートにマークするようになっていた。

 問題の内容は基本的な問題がほとんどだったが、中には難しい問題もところどころあった。私の感触では、8割以上はできたかなとは思うが、結果が来るまではわからない。やはり3級のみ受験で正解だった。

 60分経過時点で退室可能になるのだが、60分の段階でいっせいに2割くらいの人が退室し、その後もぞろぞろと退室者が続いた。

 全問で80問だが、100分も必要ない。私はゆっくりやったつもりだが62分くらいで全問が解けた。自信のないところを中心に、もう一度最初から回答をチェックし、試験開始後90分のところで退室した。そのころには4割くらいの人が退室していたようだ。

 全体的な感想として、受けてよかったと思うし、3級に合格したあかつきには、2級、1級と挑戦していきたいと思う。今回は3級の公式テキストで勉強したのだが、実質的に勉強したのは3〜4日、1日あたり3時間程度だろうか。それでも、その間に、あやふやだった知識を確認できたり、新たな知識も吸収でした。

 私がこの試験に合格しても、直接仕事に関係あるかといえば関係はないのだが、私はそれでいいと思っている。というのも、こうやって知識やスキルを高めていくことは、自分自身をパソコントラブルから守ることになるし、ひいては他人に迷惑をかけないことにもつながるからである。

 試験結果は6月14日に郵送で送られてくるようである。2級受験にノリノリになっている私は、試験結果が来るまで待たず、2級の公式テキストを買うつもりである。