●CompTIA Strata IT for Sales

 2010年11月14日、「CompTIA Strata IT for Sales」という長ったらしい名前の試験を初受験した。

 長ったらしい名前なので、とんでもなく難しそうな試験のように思えるかも知れないが、難易度は易しい部類に入るだろう。

 というのも、もともとこの試験はこれからIT業界で働こうと考えている人向けの試験だからだ。

 といっても、もちろん、現在IT業界で働いている人が知識やスキルを確認するために受けてもいいだろう。

 会場として自宅近くのアールプロメトリックセンターを選んだ。自宅近くに試験会場があるというのは負担が少なくてありがたいことである。

 IT関連の資格を受けにいくと、受験生のほとんどが男性であることが多いが、この試験のときも、受けに来ていた受験生15中14人が男性であった。もっともアールプロメトリックは自分が好きな試験を好きな日時に受けられるようになっているため、私以外はほかの試験を受けていたであろうが。

 肝心の結果であるが、見事、合格。

 CBTなので合否判定は試験終了後10秒程度ですぐに画面に表示される。

 これで私の資格保有数は98種類となった。100種類まであと2種類である。

 50問中35問以上正解であえば合格とされるが、私の場合は41問合格だった。まあ、余裕といえば余裕である。

 勉強方法としては、「CompTIA Strata IT for Sales」の参考書が出ているので、ざっとやっておくといいだろう。ただし、この参考書からそっくりそのまま出るわけではないので、あくまで目安として考えておいたほうがいい。

 「ドットコムマスター★」や「パソコン検定2級」よりは易しいと思うので、それらの試験に手が届きそうにない人は、まずこの試験で腕試しをしてみるといいと思う。

 さて、この「CompTIA Strata」のシリーズには「IT for Sales」のほかに「IT technology」がある。後者は70問あることから前者より難しいのではないかとみている。早速、チャレンジしてみたいと思っているところである。