●だれでも文筆家になれる
私は専業の作家・翻訳家です。
といっても、子供の頃から、作家・翻訳家になれると思ったことなど一度もありませんでした。というより、私の書いた本など出版してくれる出版社などあるはずがないという絶対的な自信すらありました。
中学の頃から英語は好きでしたが、国語は得意とまでは言えず、さらに書くことには全く自信がありませんでしたから。というより、自発的に何かを書いたという記憶すらありません。
そんな私が、なぜ専業の作家・翻訳家になれているのでしょうか?
専業の作家・翻訳家になるには才能は必要ないのでしょうか?
ハッキリ言っておきたいと思います。
作家・翻訳家になるために才能は必要ありません。
文才というのは、生まれつきの才能でもなんでもない。だれでも作家・翻訳家になれるのです。これは嘘でもなんでもない。本当にだれでもなれるのです。
先日、テレビで直木賞作家だったか芥川賞作家だったかは忘れましたが、3人登場していて、3人が3人とも「作家になるのに才能は必要ない」と言っていましたから、受賞作家のお墨付きです。
さて、では、そんな自信が全くなかった私が、どうやって作家・翻訳家への道を切り開いて行ったのでしょうか。
私の赤裸々な体験をこのページを通して、みなさんにお話ししたいと思います。
思えば、山あり谷ありの作家ライフでした。
嬉しい思いもあったけれど、痛い思いも数多くしてきました。
痛い思いをするのは私一人で十分なので、このページをご覧のみなさんは、どうぞ私の体験を参考にして、私の失敗した部分だけは回避するようにしてください。そうすれば、私の何倍も楽しい作家ライフを送ることができると思いますから(苦笑)。 |
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