ＣＢＴ って知っていましたか？

　ＣＢＴ とは Computer Based Testing の頭文字から成る言葉で、簡単に言ってしまえば、テスト試験場に設置されてあるパソコンに向かって解答する検定試験のシステムです。

　私は基本的にこの ＣＢＴ がとても気にいっています。理由は３つあります。

　１つ目は、試験結果が試験終了後すぐに出るということです。
　ほとんどの問題（いや、実質的にすべての問題だと思います）は多肢選択問題になっていますので、試験終了後、１０秒もすれば結果が判明するのです。

　これはＣＢＴ以外の試験と比べ、試験結果が待たされない分、気が楽です。
　ほかの試験は数週間から長いものは数ヶ月も待たされたあげくに結果が判明するのですが、合格にせよ不合格にせよ、じれったいですよね。そのじれったさがＣＢＴにはないのです。受験当日に結果が分かりますので、合格であれ不合格であれ、すっきりします。

　２つ目は試験日を自由に選べるということです。
　CBT以外のテストは試験日が決められていますし、年に多くて３回くらいですよね。ところがCBTは自分の好きな日に予約して受けられます。平日はもちろんですが、土日でも開いているセンターがあります。ですから、自分で自信があるていどついた段階ですぐに受けられます。

　３つ目は私個人の地理的な事情もありますが、自宅から自転車で受けに行けるセンターが４つあります。

　以上、３つの理由で、私は圧倒的にＣＢＴが気に行っています。通常の紙ベースのテストとＣＢＴと両方やっている試験もありますが、そういうのはすべてＣＢＴで受けています。例えば、ドットコムマスター★やドットコムマスター★★は両方でやっています。

　もっとも私がＣＢＴが好きだといっても、一つだけ例外がありまして、ＴＯＥＦＬ　iBTは苦手です。パソコンの画面とにらめっこしての４時間はあまりにも長すぎるので目がチカチカしてくるのです。それだけでなく、ＴＯＥＦＬ　iBTは私がリーディングのセクションをやっているときに周りの人がスピーキングのセクションに入ると、集中できないという別の問題もあるのですけれど。ただ、ＴＯＥＦＬ　iBTは紙ベースの試験がないため文句はいえません。

　ＩＴ関係の資格、特に試験時間が９０分くらいまでのものなら、私ならＣＢＴが圧倒的に好きですね。みなさんはいかがでしょうか。