●歴史能力検定準3級

 2014年11月30日、「歴史能力検定準3級」に初挑戦した。

 会場は昨年同様、早稲田大学である。かつての憧れの大学でもある。

 私は中学・高校時代、英・数・理は得意であったが、社会、特に歴史は苦手中の苦手であった。まったく興味がなかったので勉強しなかったし、だから点数も取れなかった。

 
 といっても中学時代は平均点くらいは取っていたのだが、苦手意識が強かったため、高校時代は大学受験で歴史は選択しないことに決め、大人になってから勉強することはなく、歴史物の映画や小説も一切触れなかったため、歴史的知識は増えないままであった。

 そういう歴史の苦手意識を払拭するために「歴史能力検定」を受け始めたのだが、一昨年は5級、昨年は4級に一発合格した。もっとも5級も4級もレベルが低いので合格するのが当たり前ではあるが。

 5級も4級も受験生は小学生ばっかりだったが、準3級になると大人もところどころ混じっていた。割合にすれば1割程度か。もしかすると私が最高齢かも知れない。

 問題は思ったより難しかった。4級が中学レベル、3級が高校レベルで準3級はその中間である。私は中学生用のテキストを中心に勉強したのだが、それだけでは高得点は難しいだろう。

 およそ60%以上の正答率で合格らしいが、私は自己採点で54%だった。仮に合格基準点が下がったとしても、私の今回の点では不合格だろう。問題集も一切やらずに受けたこともあり、ケアレスミスが多かった。

 準3級に向けて中学生用のテキストを勉強したおかげで多少なりとも苦手意識は払拭してきているが、来年は余裕の合格を目指して再出発しようと思う。

 もっとも、別に合否は気にしていない。歴史に少しでも興味がもてればということで勉強しただけなので、年号を覚えたり、将軍の名前を覚えたりといった「点数を取る勉強」はしていない。まあ、とはいえ、3級くらいまではいきたいとは思うが。