●世界遺産検定3級

 2012年9月23日、「世界遺産検定3級」を受験した。
 
 会場は東京の竹橋。

 世界遺産の検定であるから、きっと旅行に関心が高いと思われる中高年が多いと思っていたのだが、受験生を見渡すと、8割くらいは若い女性だった。男性も若い人だらけで、もしかすると、私が受験会場の中で最も高年齢だったかもしれない。

 また、欠席が多かったのにも驚いた。空席が(見たところ)3割ていどあった。

 3級は60問の四択問題を60分で解き、60点以上で合格となる。(ただしそれで合格率が低い場合は、基準点を下げて上位60%を合格にするらしい)

 あまりひねった問題がないので、時間的な余裕はある。

 早ければ30分でできるだろうが、途中退室は一切認められていない。

 問題は、問題集とまったく同じ問題も多く、ちょっと驚いた。

 私は最初から、ゆっくり解いていったのだが、それでも45分くらいで全て解けた。

 問題文も回収されるので自己採点するのは難しいが、自分で自信のある問題だけ拾ってみても70%はあったので、まず合格は間違いないと思う。

 私は3週間程度勉強して受けたわけだが、3週間程度あれば余裕で合格できるだろう。

 「1週間の勉強でも合格者多数」という広告も出ているが、まったくの初心者だと1週間だとちょっときついいかもしれない。できれば最低2週間は勉強しないとなかなか頭に定着しないのではないか。

 勉強に絶対に必要なのは、公式テキストと公式問題集である。

 ただ、世界遺産関連のDVDもたくさん出ているので、観ておくと、頭に定着しやすい。

 DVDのレンタルショップでもレンタルされていることがあるので、観ておくことをお勧めする。

 世界遺産を勉強する意義としては、自分の視野を広げるという意義があると思う。趣味として勉強しても楽しいし、お勧めの資格である。

 私は楽しみながら勉強できたので、よかったと思っている。

 ただ、歴史能力検定のほうがもっと楽しめるかなと思う。というのは世界遺産検定は世界遺産に特化されている分、範囲が狭いからだ。