制作費わずか１３５万円で莫大な興行収入をあげたと評判のこの作品。
レンタルショップで多数のDVDが棚に並んでいたので、前々から気にはなっていました。
しかし、制作費が安いという点からして、「どうせ大した作品ではないのだろう」という先入観からか借りて見る気がなかなか起こらなかったのです。
でもやっぱり気になる。なぜそんなに評判になっているのか。評判になっているのだから、それなりにおもしろいのだろう、と。
見てみると納得。人気の秘密がわかりました。
とにかくリアル。
リアルゆえにゾクゾク感がほかの作品とはまったく違います。
私は深夜にＤＶＤを見るとき、半分だけ見て、翌日半分見るということをよくするのですが、半分だけ見るつもりがとうとう最後まで見てしまいました。というより、途中でストップすることができない作品でした。
この作品のことをネットでググって見ると、この作品は実際にあったことを編集して制作したものだと信じている人もいるくらいです。それくらいリアルに撮れています。
もちろん、これはフィクションであり、ドキュメンタリーではないのですが、限りなくドキュメンタリーに近いといえます。それくらい俳優たちの演技も迫真に迫っています。
映画のよし悪しはどこで区別するかは人それぞれでしょうが、私はその一つの判断基準は、引き込む力ではないかと思います。
そういう点では、この作品は間違いなくグイグイ引き込んでくれますので、よい映画の部類に入れてもいいかもしれませんね。
ただ、この映画は見て何かの教訓が学べるというものはありません。単にゾクゾクしたい人向けといってもいいでしょう。個人的意見にすぎませんが、映画館まで見に行かなくても、ＤＶＤで見れば十分な作品かなと思います。
ジャンル＝ホラー
お勧め度＝★★★☆☆
個人的評価 ７５点
英語学習として＝★★★☆☆
