●Apprentice UK

 youtubeに「Apprentice UK」と入力して検索してみれば、イギリスのテレビ番組「Apprentice UK」がいくつか見ることができる。(ジャンルはリアリティである)

 では、Apprenticeとは何か。日本語訳としては「徒弟」とか「見習い工」という訳語が使われることが多い。

 であるからタイトルを直訳すれば「徒弟・イギリス版」となるだろうか。アメリカ版やアイルランド版もある。

 「Apprentice UK」は、ビジネス界の巨人アラン・シュガーが設立した会社で年収10万ポンド(日本円にすれば1600万円)で働きたい若手志願者が、さまざまな課題を与えられ、そのパフォーマンスをシュガーが判断し、もっとも優秀な志願者を採用するという勝ち抜き戦である。

 年収が莫大でもあるからか志願者も多いようで、毎回数千人の志願者がある。

 その中から75名が二次審査を受け、ビジネススキルや協調性が試される。

 その後、20〜30人に絞られると、さらに心理学者による審査が行われ、テレビに登場する最終の14人(第3シリーズ以降は16人)が決定される。

 すべての候補者が2つのグループに分けられ、ビジネスに関する課題を与えられ、競い合う。

 勝ったグループはご褒美が与えられるが、負けたグループはその中から1名の脱落者を決めなければならなくなる。

 こうして1人、2人、3人…と脱落していき、最後に残った人がシュガーの会社に採用されるというわけだ。

 負けたグループの中から1名を選ぶ際の、グループ内のやりとりが見物だ。

 だれもが脱落したくはない。だから自然と自分をかばいたくなり、他人の欠点をあげつらいたくなる。

 ただ、だからといって、他人ばかり避難していると、それ自体が問題視されかねない。なにしろ、最終決断をするのはシュガーなのだから。

 映画もすばらしいものが多いが、リアリティ番組だけあって、手に汗握る思いでハラハラドキドキしながら人間観察ができる。

 YouTubeはこのリンクから飛んで行けます。

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