●ビジネス実務法務検定2級

 2011年12月11日、西巣鴨の大正大学でビジネス実務法務検定2級を初受験した。

 受験生を見渡してみると、ざっと9割以上が男性、しかも中高年が多かった。おそらく会社勤めをしている人がほとんどであろう。

 この試験がいいのは、集合時間から10分ていどで試験が始まることである。ほとんどの試験は集合時間から30分ていど、ひどいのになると集合時間から1時間ていどもタイムラグがあるものがある。あまりにタイムラグがあると、精神的にも負担がかかってしまうので、さっさとはじめてもらいたいのである。
 
 肝心の試験であるが、内容としては、ビジネス実務全般であり、民法、民事訴訟法、刑法、知的財産法、不動産登記法、消費者契約法、電子契約法など、多岐にわたる。

 といっても、それほど深い知識が要求されるのではなく、広く浅くといった感じである。公式テキストをすべてマスターすれば十分ではないだろうか。もっとも私は公式テキストは途中で断念し、別の参考書に変えたのであるが。

 時間は2時間で、問題数は40問。すべて5択であり、70点以上が合格となっている。3点の問題が20問、2点の問題が20問ある。

 素早く解いていったつもりであったが、全問解くのに1時間54分もかかってしまった。残りの6分はマークミスがないかを確認しただけで終わったので、実質的には見直しはしていない。
 
 出来具合は7割5分あるか、あるいは、7割ぎりぎりかというかんじであろうか。今年は宅建に初挑戦して、ボーダーラインに1点足りずに落ちてしまったので、せめてこの試験には合格したいところである。
 
 と思っていたところ、午後6時半には、LECで模範解答が出ていた。早速、自己採点してみると、なんと94点。驚くほど点数が取れていたのだった。合格は間違いないであろう。