●101 American English Idioms

 ノンネイティブにとって、分かりそうで分からないのが口語表現ですよね。

 しかし、いくら頑張って英語の試験勉強をしても、なかなか口語表現は身に付かないものです。

 なぜなら、英語の試験には口語表現はまず出題されることがないからです。

 しかし、それでは、試験では良い点が取れても、映画を見て分からない表現はいつまで経っても分からないまま、ということになりかねません。

 そんな「捉えにくい」英語の口語表現が楽しく学べる本が「101 American English Idioms (101... Language Series)」です。

 例えば、The Early Bird Catches the Worm という表現ですが、これはよく「早起きは一文の得」と訳されている参考書があります。

 しかし、この本では、英語で arriving early gives one an advantage と解説してありますので、早起きしたときだけ以外にも、使えることが分かりますね。

 ですから、そういったちょっとしたニュアンスの違いを修正するのにも役立ちます。

 この本をお勧めしたい二番目の理由は、イラストが面白いこと。

 イラストが面白いため、すっと頭の中に入ってきます。

 すべてで101の表現なので、量としてはそれほど多くはありませんが、逆に、これくらいの量ならすべて覚えられそうなところが良いです。

 お風呂に入っているときにでも、毎日、3〜4覚えていけば、あっという間に一冊すべて覚えられます。

 他の例としては、For the Birds とか、Spill the Beams とか、Kick the Bucket などなど。

 すべて覚えれば、洋画をさらに楽しめるようになるかも。