●The Macmillan Visual Dictionary

 
英単語はどこまでやるかという問いに対し、私なら、「英単語検定1級」までが一つの目安になると答えるでしょう(英語の専門家は別として、一般の人なら、という前提です)。
 
 しかし、「英単語検定1級」に合格しない間は勿論、合格した後であっても、語彙を磨くことは常に心がけておくべきだと思います。

 所詮、私たちは日本人は英語のネイティブではありません。

 やはり、赤ん坊のころから莫大な量の英語を見聞きし、読み書きしているネイティブと比べれば、語彙の面でも見劣りするのは否めないでしょう。

 かといって、努力を強いられる勉強はなかなか長続きしないし、「英単語検定1級」にも合格してしまったら、もう語彙を増やそうというモチベーションも低下するでしょう。

 しかし、そんな人であれ、楽しみながら自然とボキャビルができる事典があります。

 それが「The Macmillan Visual Dictionary 」。
 
 私たち日本人のほとんどは英語を通して学科を習ったわけでもなく、また日常生活でも英語を通したやりとりをしたわけでもありませんから、各種英語検定に出そうな単語は知っていても、ネイティブなら誰でも知っているようなちょっとした単語を知らないこともあります。

 たとえば、「ふくらはぎ」はどうでしょうか。 「うなじ」はどうでしょうか。

 「トンボ」はどうでしょうか。「セミ」はどうでしょうか。

 ネコの「ひげ」はどうでしょうか。野菜の「ナス」はどうでしょうか。

 こういったちょっとした単語が図解入りで示されているのが上記の事典なのです。
 
 カラーの図で、とても分かりやすく、眺めているだけで、「へぇ、英語では○○のことをこう言うのか〜」という驚きが味わえます。
 
 カラーの図入りの事典の割には安く入手できますので、楽しくボキャビルをしてみたいという人にはぜひお勧めします。