●宅建

 2011年10月16日、宅建試験に初挑戦した。受験会場は大崎の立正大学だった。

 さすがは超人気資格だけあって、莫大な人がなだれ込むように受験会場に入場していた。

 が、教室に入ってみると、空席がめだっていた。私の教室は3〜4割は空席だった。

 宅建は国家試験の中では簡単な部類に入ると思うが、けっして簡単な資格ではない。合格率も15%くらいである。

 私の単なる憶測だが、簡単だと思って受験を決意したものの、勉強が間に合わなかったために受験を諦めた人も多かったのではないか。

 さて、私の憶測はさておき、この試験はなにも宅建業を営もうという人だけではなく、一般の人にもお勧めの資格である。

 というのも、我々人間、一生のうち、最低でも1回や2回は不動産の売買をする可能性が高いし、賃貸も加えれば、不動産とまったく無関係に暮らす人などいないだろう。

 不動産で一生を台無しにしないためにも、ちょっと知識をインプットしておくことはとても重要だと思う。また、法学部出身者にはほかの難関試験を受ける前に腕試しに受けてみると自分の力を把握できるのではないか。

 さて、肝心の私の出来ばえであるが、合格最低点ぎりぎりで合格か、ぎりぎり不合格かというところだろうか?

 昨年の問題を問題集でといてみたら36点が合格最低点のところ39点取れたが時間をはからずにやったので、あまり安心できるものではなかった。

 最初からけっこうとばしてやったつもりだったが、全問とくのに1時間51分もかかってしまい、見直す時間などほとんどなかった。

 私は、ほかにもいろいろとやりたいことがあるので、来年もまた受験となるとちょっとしんどい。できれば今年一発で合格したいのだが、どうなることやら。

 おそらくインターネット上では、今晩あたりに模範解答がでまわるだろうから、出回っていたら、さっそく自己採点してみたい。自己採点していない今のうちが花かも?

 まあ、自分なりにベストを尽くしたつもりだし、かりに不合格でも悔いはない。