●合同説明会に行ってみよう

 志望校がなかなか決まらない、あるいは、一応決まったものの、他の大学ももう一度検討してみたいという人は、合同説明会に足を運んでみるというのもいいかもしれませんね。

 なにしろ、いったん入学してしまえば、ちょっと気が変わったという程度では転校できませんし、中退となるとお金も時間も労力も無駄になってしまいます。そう考えれば、最初の最初から自分に合った大学を選んでおくべきであり、そのためには色々な大学を検討してもけっして損はありません。

 そしてその一助になるのが合同説明会です。

 合同説明会の期日や場所はネットなどでも調べることができます。

 たくさんの通信制の大学が集まり、それぞれのブースで職員が入学希望者の個別の質問に答えるといった形式で行われていますから、予約もなく、いきなり飛び込んで行っても大丈夫です。
 
 足を運んでみれば、意外なことに、自分が知らないだけで、自分にぴったりの通信制大学が見つかるかもしれません。私の行った合同説明会では、30大学くらいが集まっていました。

 各大学とも個別相談を受け付けていますので、不安に思っていることなどがあれば、思い切って相談してみると不安が解消され、入学の意欲が湧いてくるかもしれませんね。

 あるいは、相談した結果、自分には合っていないことが分かるかもしれませんが、それはそれでいいことです。間違った大学に入らなくてすむわけですから。

 ただ、私も数回行ってみましたが、人気のある大学の場合は、なかなか相談の順番が回ってこない可能性があります。というのも、各大学とも数人の職員が多数の入学希望者の質問に逐一答えるわけですから、運が悪ければ、いつまで経っても順番が回ってこないのです。

 でも、まぁ、仮に個別相談ができなくても、合同説明会に行けば、各大学とも募集要項を無料でくれますので、自分が興味のある大学を3つでも4つでも5つでも貰って帰ることができるので、無意味ではないと思います。

 というのも、いっぺんに自分の志望校の募集要項が揃えられるわけですから、入学がより現実味を帯び始めるわけです。