●ビジネス実務法務検定3級

 2010年12月12日、蒲田にある東京工科大学で「ビジネス実務法務検定3級」を初受験した。

 この検定は3級からあるが、自分の実力がどのくらいかが分からないため、3級から受験することにした。いきなり2級を受けて落ちて落胆するより、3級でも合格すればそれなりに自信がつくと思ったからだ。

 受験場には20代から40代くらいの大勢の受験生が集まっていた。類似の試験に「ビジネスコンプライアンス検定初級」があるが、そちらのほうはけっこう年輩の人も多く、男性がほとんどだった印象を受けたが、今回の試験は若い人が多く、女性も多かった印象を受けた。
 
 100問の問題を2時間で解答し、100点満点で70点以上が合格となる。

 私は公式テキストと参考書2冊の3冊で勉強しただけで、問題集は一切やっていなかったので、どれくらい取れそうかまったく分からなかった。

 解答しはじめると、けっこう簡単な問題が多いのに気づいた。ほとんどは初心者用の問題であり、民法の入門書をしっかり読んでいれば簡単にとけるであろう。法学部の学生にはお勧めできる資格である。

 私はじっくり時間をかけながら解いていったが、2時間の制限時間のうち、1時間10分で全問解答できた。試験開始後30分すれば退室できる。一番早い人で50分くらいで退室した人がいた。1時間20分くらいで、ちらほら退室する人がでてきた。

 私は、一応、すべての問題を見直したため、1時間40分の時点で退室した。

 私の受けた感触からいえば、時間が足りないということはないだろう。むしろ、時間は余ってしまうくらいだ。

 3級に関していえば、あまりひねった問題はない。ビジネス実務で必要となる法律用語をきちっと覚えておけば大丈夫である。

 合格発表はまだ先になるが、感触としては9割まではいかなないかもしれないが、8割5分くらいはできたと思うで、合格は間違いないだろう。

 と思っていたところ、自宅に戻ってみると、すでにインターネット上に模範解答が公表されており、自己採点してみると93点であった。いずれにせよ70点以上で合格なので、合格は間違いない。

 今、私は来年7月には2級を視野に入れている。1級はどうするかまだ決めていないが、2級はマークシートだけだし、是非とも合格を目指したいと思っている。